ヒューマン          SF      アジアの映画




アクション・サスペンス・アドベンチャー・ミステリー・歴史スペクタクル



このジャンルでまたひとつリストを作りました
ヒューマンドラマと同じ土俵では評価し切れません。面白度・ハラハラ度などで評価しました。


題名
製作年度・監督・主演俳優 お勧め度 見どころ
メカニック 2010年アメリカ
監督 サイモン・ウェスト
出演 ジェイソン・ステイサム
ベン・フォスター
ドナルド・サザーランド
☆☆☆☆
1972年製作のチャールズ・ブロンソンの出世作をリメイクしたのだそうだが、多分それより面白いと思う。
「トランスポーター」でおなじみのジェイソン・ステイサム。最近のお気に入りです。
非情な殺し屋が組織のために長年の恩人(ドナルドサザーランド)を殺害せざるをえなくなり、結果その息子を有能な殺し屋に育てる羽目になる。とてもクールで無駄な動きがない、見ごたえありの映画でした。ステイサムの魅力と、馬鹿息子が次第に頭の切れる殺人者に変貌していくさまもおもしろい。
ゾンビランド 2009年アメリカ
監督 ルーベン・フライシャー
出演 ウディ・ハレルソン
ジェシー・アイゼンバーグ
エマ・ストーン
☆☆☆☆
ジェシー・アイゼンバーグ(ソーシャルネットワーク)
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新型ウィルスの感染拡大により、人類の大半がゾンビと化してしまった世界。引きこもりの青年コロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、“生き残るための32のルール”を作り、それを実践して生き延びていた。そんな中、コロンバスは最強のゾンビハンター・タラハシーや、美少女詐欺師姉妹ウィチタとリトルロックに出会い、ゾンビのいない夢の遊園地を目指す。(映画.com)
内容は単純でばかばかしいのだが、引きこもり青年がかなり面白い。かれははソーシャルネットワークでいやみなマークザッカーバーグの役で魅力全開だった。これもぴったりの配役。「訳あってお勧め」の意味がよく分かる。
ラストターゲット 2010年 アメリカ
監督 アントン・コービン
出演 ジョージ・クルーニー
ヴィオランテ・プラシド
テクラ・リューテン
☆☆ 非情な殺し屋ジョージクルーニーが無垢な娼婦に出会い、次第に愛に目覚めていくお話。古典的殺し屋映画ですね。ジョージクルーニーファンなら結構嬉しいかも。
ナイト&デイ 2010年アメリカ
監督: ジェームス・マンゴールド 出演者: トム・クルーズ
出演者: キャメロン・ディアス
☆☆☆ トムクルーズとキャメロンディアスのノンストップスパイアクション。何も考えずに見られるジェットコースタームービー。

ナルニア国物語
監督:アンドリュー・アダムソン
出演者:ティルダ・スウィントン 、ジョージー・ヘンリー 、スキャンダー・ケインズ 、ウィリアム・モーズリー
☆☆ 第二次世界大戦下イギリス―戦火から逃れる為、4兄妹は田舎に住んでいるカーク教授に預けられる。教授のうちのクローゼットをを通り抜けるとそこはナルニア国。とてもつまらなかったです。
キングダム
オブ
ヘブン
(歴史)
2005アメリカ
監督:リドリー・スコット
オーランド・ブルーム 、
エヴァ・グリーン
ジェレミー・アイアンズ
☆☆☆
“グラディエーターの”リドリー・スコット監督と“トロイ”のオーランド・ブルーム。、第三次十字軍直前を舞台に、妻と子を失ったフランスの鍛冶屋の青年(実はエルサレムにおける重鎮であった領主の隠し子)が騎士として十字軍に加わり、砂漠の地でエルサレムの攻防に身を投じる。騎士とは、真の王国とはなにか。CGを使っているので戦闘場面の迫力は満点。少年向けのわかりやすいストーリーです。オーランドグルームは適役。さわやかに演じていますね。トロイでの汚名挽回。
夫は喜んでみていました。


キングアーサー
アントワン・フークワ監督
クライヴ・オーウェン
キーラ・ナイトレイ
ヨアン・グリフィズ
☆☆☆
西暦415年。ローマ帝国の支配下にある地・ブリテンは、ウォードと呼ばれる抵抗軍とローマ軍、そしてブリテン侵略を目論むサクソン人による三つ巴の戦いの戦下にあった。しかし、ローマ軍がブリテンからの撤退を余儀なくされると、サクソン人への抑制力を失ったブリテンは、滅亡を時をただ待つのみとなった。有名なアーサー伝説だが、久々にさわやかで、気持ちのいい映画だった。主役のクライブオーウェンがとてもいい。ウォードの娘で後にアーサーの妻になる19歳の女優キーラ・ナイトレイの活躍は胸がすく。アーサー役のクライブオーウェンは役所公司に似ている。いい男は似るもんなのね。馬の扱い、剣の扱い、弓の扱いの美しさ、戦略の面白さ。どれをとっても必見の価値ありですね。でもあんまり期待しないでね。私はぜんぜん期待しないで見たから。原作を読んでいる人には物足りないかも。

黙秘
(ミステリー)
1995年
監督テイラー・ハックフォード
「愛と青春の旅立ち」「ディアボロス」
キャシー・ベイツ 
ジェニファージェイソン・リー
☆☆☆
キャシーベイツ演じる主婦は夫の虐待に耐える毎日を送っている。ある日食の夜、その夫が謎の死を遂げる。20年後、娘セリーナの元に母親が殺人事件の容疑者になっているというFAXが届く。キャシー・ベイツと娘役のジェニファー・ジェイソン・リーの演技はも見ごたえ十分。キャシーベイツは存在感がある。必見のミステリーです。

ケープフィアー 1991年
監督:マーティン・スコセッシ

ロバート・デ・ニーロ 、
ニック・ノルティ
ジェシカ・ラング 、
ジュリエット・ルイス 、
☆☆☆☆
「恐怖の岬」(62)のリメークだが、前作を超えている。異常な人間の執念深さが怖い。
スコセッシ監督の演出力はすごい。デ・ニーロは、復讐の鬼マックスを熱演。ダニエル役ジュリエット・ルイスと共にオスカー候補になった。
 レイプの罪で14年の刑務所生活を終えて出所したマックスは、裁判で自分を敗訴に追いこんだ弁護士サム(ニック・ノルティ)への復讐のために生きてきた。サムは妻リー(ジェシカ・ラング)や娘ダニエルと幸せに暮らしていたが、マックスはダニエルやリーまで巻き添えにしようとする。嵐の夜、ボートハウスのサム一家は、岬にマックスに追い詰められ絶体絶命の恐怖を経験する。 この作品でデ・ニーロは、ある時は狂気を、ある時は非常に論理的な、復讐心に燃えた病的なキャラクターを実にうまく演じている。

キャッチ ミーイフ ユー キャン 2002年
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演者:トム・ハンクス
レオナルド・ディカプリオ
クリストファー・ウォーケン
マーティン・シーン 、
ナタリー・バイ 、
ジェームズ・ブローリン
☆☆☆☆
1960年代に天才的詐欺師として新聞を騒がせ、逮捕後はFBIに貢献、今はセキュリティアドバイザーになっているフランク・アバグネイルの自伝小説を映画化。
16歳のアバグネイルは愛し合っていると思っていた両親の離婚にショックを受け、家を飛び出した。金を手に入れるために当時社会的に信用度の高いパンナムのパイロットに成りすまし、偽造小切手を手に世間を渡っていく。16歳の子供が次々に考える詐欺の手口は天才的だが、時に悲しい色合いを見せる。父親のクリストファーウォーケンもいい。トムハンクスは彼を追うFBI捜査官。
ディカプリオは秀逸。テンポも実にいい。親の離婚が子供に与える悲しみも丁寧に描かれており。お勧め。

LAコンフィデン
シャル

(ミステリー)
カーティスハンソン監督〔激流 ゆりかごを揺らす手〕
ケビン・スペイシー
 ラッセル・クロウ
ガイ・ピアース
キム・ベイジンガ−
☆☆☆☆
アカデミー賞(1997年)第70回 脚色賞(ブライアン・ヘルゲランド) 、脚色賞(カーティス・ハンソン) 、助演女優賞(キム・ベイシンガー)
ゴールデングローブ賞(1997年)第55回 助演女優賞(キム・ベイシンガー)
全米批評家協会賞(1997年)第32回 作品賞 、監督賞(カーティス・ハンソン) 、脚本賞(ブライアン・ヘルゲランド) 、脚本賞(カーティス・ハンソン)
50年代初頭のロサンゼルス。ダウンタウンのカフェで元警官を含む6人の男女が惨殺される事件が起こる。バド、エド、ジャックの三人はお互いを嫌悪しつつも、それぞれの手段で事件を追うが…。自らを“米国文学の狂犬”と称する作家、ジェイムズ・エルロイの描いた50年代の退廃と虚栄を映画化。見ごたえがあります。

アポロ13
〔シリアス
1995年
ロン・ハワード監督
トム・ハンクス ケビン・ベーコン
エド・ハリス
☆☆☆☆

3人の宇宙飛行士をのせたアポロ13号。しかし、月面着陸目前で爆発事故を起こし、致命的なダメージを受けてしまう・・・。NASAは総力を結集して3人の救出にあたるが・・・。アポロ11号の後、17号にいたるまでアポロ計画は続いたが、そんな中で唯一失敗したのが13号で、全員無事生還という偉業を遂げた。本作では、これまであまりマスコミで伝えられなかった事故の全容をリアルに描いた真実の物語です。
トム・ハンクス、ケビン・ベーコン、エド・ハリス、これでこの人たちのファンになりました。
手に汗握る展開、お勧めです。
ショーシャンクの空に
(ヒューマン
1994年
フランク・ダラボン監督
ティム・ロビンス モーガン・フリ−マン
☆☆☆☆ 妻とその愛人を殺した罪で終身刑となったエリート銀行員アンディ。無実の罪のために、20年にも渡る服役生活を送るが、その中でも希望を失わなかった彼にやがて奇跡が起きる…。原作はスティーブン・キングの小説。絶対お勧め、面白いです。
ロードトゥー
パーディション
サムメンデス監督
トムハンクス ポール・ニューマン ジュ−ド・ロウ
☆☆☆
「アメリカンビューティー」のサム・メンデス監督
三大俳優をそろえていますが、題材がやくざの世界であるということが限界になっているかも。トム・ハンクスが父親を。ポール・ニューマンは年をとって気弱になった親分の役をそれなりに好演していますが、往年の迫力がなくなっていてちょっと悲しかった。ジュ−ド・ロウは凄みがあってよかった。一番光っていたのは息子です。息子のよさで、お勧め度は☆☆☆。借りて損はありません。ポール・ニューマンとトム・ハンクスに私の思い入れが強すぎるのかもしれません。

スターリング
ラード
〔戦争ドラマ)
2000年
ジャン・ジャック・アロー監督
〔セブンイヤーズインチベット)
ジュ−ド・ロウ
ジョセフ・ファインズ
エド・ハリス
☆☆☆☆ 1942年。ナチス・ドイツの猛攻を受けた没落寸前のスターリングラード。司令部は徹底抗戦を指示するが、武器は底をつき死者が後をたたない。そんな中、天才スナイパーの新兵ヴァシリは青年政治将校ダニロフと出会い、信頼関係を結ぶ。ダニロフが発行する党機関紙にヴァシリの名が載ったことから彼は英雄になり、彼の活躍でソ連軍は一気に盛りかえす。が、ドイツ軍から狙撃の名手がヴァシリ暗殺のために送り込まれた。
ジュ−ド・ロウが素敵、恋人との別れ、再会。女性の気持ちにもフィットします。
パルプフィクション
(殺し屋もの)
1994年
クエンティン・タランティーノ監督
ブルース・ウィリス ジョン・トラボルタ
サミュエル・J・ジャクソン
☆☆☆☆ 意味がわからないという人もいましたが、これは面白かった。
乾いたタッチで、なんともおしゃれな映画です。カンヌ映画祭グランプリ受賞。暴力が苦手な人にはちょっときついかも。
ソードフィッシュ
(ハッカーもの・アクション)
2001年
ドミニク・セナ監督(60セカンズ)
ジョン・トラボルタ ヒュ−・ジャックマン
ハル・ベリー
☆☆☆ ハラハラ、ドキドキ、痛快・アクションものです。トラボルタが結構いい味出してます。面白かった。
スパイゲーム
(スパイアクション
2001年
トニースコット監督(トップ・ガン)
ロバートレッドフォード ブラッドピット
キャサリン・マコ−マック
☆☆ ちょっと詰めが甘いかな、ブラッドピットが好きな人なら結構満足かも。
ーロラの彼方へ
〔タイムスリップ・家族〕
グレゴリ−・ホブリット監督
デニス・クェイド ジム・カヴィーゼル
エリザベス・ミッチェル
☆☆☆
オーロラが空に現れた日、古い無線機から聞こえてきた声。それはなんと、30年前に死んだ父親の声だった…。30年の時を超えてふれあう父と息子に「シン・レッド・ライン」のジム・カヴィーゼルと「エニイ・ギブンサンデイのデニス・クエイド..
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楽しく。面白く、ジーンとする。
ハムナプトラ2
(アドベンチャー)
2001年
スティーブン・ソマーズ監督
ブレンダン・フレイザ− レイチェル・ワイズ
ジョン・ハンナ
☆☆☆ ハムナプトラ1も結構面白かったけど、これはさらにパワーアップ。SFXがふんだんに使われて迫力満点です。ストーリーはたわいないけど、アドベンチャー物が好きな人なら楽しめること請け合いです。