ヒューマン       
アクション    アジアの映画
  

SF映画


SFはいいものもつまらなかったものも両方載せています。
参考にしてください。


最高は☆☆☆☆☆です。☆☆☆以上がお勧め

題名 製作年度・監督・主演俳優 お勧め度 見どころ

ザスーラ
監督:ジョン・ファブロー
出演者:ジョシュ・ハッチャーソンティム・ロビンス
☆☆☆ これは少年物。ゲームの世界に入ってしまった兄弟が力をあわせて、現実世界に生還するというお話。ジュマンジ系ですね。ジュマンジのほうが上だけどこれも結構よかったわ。

タイムアフタータイム
1979年アメリカ
監督:ニコラス・メイヤー
出演者:マルコム・マクダウェル
☆☆☆ 19世紀の実在の殺人犯、切り裂きジャックはタイムマシンを使って現代へ逃亡。それを小説「タイム・マシン」の作者H・G・ウェルズ自身が追いかけて現代アメリカへ…。古さを感じさせない。最近見た「タイムマシンよりずっとよかったわ。

ドリームキャッチャー
2003年アメリカ
監督:ローレンス・カスダン
原作者:スティーヴン・キング
☆☆ これは期待はずれでした。子供のころのある出来事から、特別の能力を得た。4人の若者が、エイリアンから地球を守る。友情ものとしてみるといい部分もあるのですが。あまりに荒唐無稽、肩透かしを食らいました。

アイロボット
2004年
アレックスブロヤス監督
ウィル・スミス 、ブリジット・モイナハン 、
☆☆☆ ロボットが人間と共存する場合のひとつの仮定として、なかなか示唆に富んだ内容である。アイザック・アシモフの原作。環境汚染、犯罪、戦争、このまま進めば地球の存続が危うくなる。マザーコンピュータの試算の結果、人間が生き延びる道はすべてをロボットがコントロールする世界だった。ロボット社会を作り出した博士はそれに気づくが、そのことを知らせる方法がない、彼が決断した方法とは。ロボットものとしてはかなり面白い。
CGもなかなか。SF好きの私としてはお勧めの作品です。

アイランド
2005年アメリカ
監督:マイケル・ベイ
出演者:ユアン・マクレガー 、スカーレット・ヨハンソン 、
☆☆☆ 「アルマゲドン」「パール・ハーバー」などを手掛けたマイケル・ベイ監督が放つ近未来アクション大作!時は2019年―完璧に管理された味気ない都市空間のコミュニティで暮らすリンカーン。安全・快適だが退屈な日々をおくっていた。そんな彼の唯一の楽しみは、女性の居住棟で暮らすジョーダンとの会話だけだった。ここで暮らす人々の夢は、地上最後の楽園“アイランド”へ行く事、時々行われる抽選会が最大の関心事。リンカーンはふとしたことから、都市空間の恐るべき真実を知ってしまい、逃げることだけが生き延びる手段とわかった彼はジョーダンと共に脱出に挑む。果たして彼らは逃げ延びる事が出来るのか!?
ユアンマクレガー

リベリオン
2002年アメリカ
監督:カート・ウィマー
出演者:クリスチャン・ベール 、テイ・ディッグス 、エミリー・ワトソン
☆☆☆ ツタヤ評結構よかったので借りました。
近未来SF、設定は第4次世界大戦で生き残った人々の上に君臨する独裁者が戦争をなくすために人々の感情をコントロールする世界。自由を求める人々が独裁者を殺す計画を立てるという比較的凡庸な設定。
佳境に入るまで時間がかかりましたが、結構面白かったですね。佳境に入るまで時間がかかりましたが、結構面白かったですね。
「太陽の帝国」で子役だったクリスチャン・ベイル、本当のジェクリーヌデュプレのエミリーワトソン、その他脇が悪くなかったですね。
アクションがすごかった、それ見るだけでも価値アリです。

ステルス
2005年アメリカ
監督:ロブ・コーエン / 出演:ジョシュ・ルーカス、ジェシカ・ビール、ジェイミー・フォックス、
☆☆ 近未来のアメリカ―。海軍極秘テロ対策プロジェクトの為に選抜された3人の精鋭パイロットは、最新ステルス戦闘機“タロン”を操縦しチームワークを高めていた。ある時チームに、最新鋭の人工頭脳が操縦する無人ステルス戦闘機“エディ(E.D.I.)”という新たな仲間が加わる事になる。新チームとなってからの初ミッションでは、エディの能力の高さを思い知る事になる。しかし、ミッション終了後落雷に巻き込まれたエディは、解読不能な暗号によって暴走してしまう…。ステルス搭乗を許可された、空軍兵士3人と、無人操縦のステルスとの友情もの。CGはよかったですが、まあ暇なときにという程度でしたね。星は2つかな。
37
51年
遊星よりの物体X
82年
遊星からの物体X
1951年
クリスチャン・ナイビー監督
1982年リメイク版
ジョン・カーペンター監督
カート・ラッセル
ウィルフォード・フリムリ
旧作
☆☆☆
リメイク版
☆☆☆

ノルウェイ越冬隊が南極の氷の下から見つけた10万年前の宇宙人の死体。そこには人類の及びもつかない生命が息づいていた…。軍人、記者、科学者、それぞれの立場で未知なる物体に対する描写が鋭い姿勢で貫かれたSFホラー。1982年に製作されたリメイク版があるが、やはり1951年度版がすごい。昔これを見たときは本当に怖い、面白いと思った。私のSF映画の原点は、これと「禁断の惑星」「2001年宇宙の旅」です
36
エイリアン
第一作
リドリースコット監督
第2作
ジェームズキャメロン監督
第3作
デビッド・フィンチャ―監督
第4作
ジャン・ピエール・ジュネ監督
第一作
☆☆☆☆

第2作

☆☆☆☆

第3作

☆☆

第4作

☆☆☆
エイリアンといえばシガニー・ウィーバーだが、「エイリアン1」は圧倒的に怖い。見えないものに対する恐怖と、宇宙船という特殊な場所での閉塞感をこれほどうまく描いた作品は少ない。監督はリドリースコット(「ブレードランナー」「グラディエーター」)
「エイリアン2」はジェームズキャメロン監督(「ターミネ―ター」「タイタニック」)。SFXを駆使し大作になっている。母&母。エイリアンの複数化。前作をしのぐ迫力。面白い。
「エイリアン3」は暗い、地味。どうやっても前作の派手さを越えられるはずもない居直りとも見れる。ある意味で、独特の雰囲気を生み出しており、それなりによい。
「エイリアン4」は3よりは面白い。1〜4までトータルで「エイリアン」は完結する。それぞれ監督が違うのがまた面白い。そしてあそこまで、怖い存在を作り上げたのは見事。
35
ターミネーター1
ジェームズ・キャメロン監督
アーノルド・シュワルツネッガー
マイケル・ビーン
リンダ・ハミルトン、
☆☆☆☆ 未来ではロボット対人間のいつ終わるともしれない戦争が続いていた。人間側の指導者ジョン・コナーを、まだ産まれる前に抹殺しようと、殺人マシーン《ターミネーターT-800型》が20世紀のアメリカ、ロサンゼルスに送りこまれる。彼の標的はコナーの母親となるはずのサラ。彼女を救おうと過去に戻ったリースは、ターミネーターとの闘いの中、サラと恋に落ちる。リースの知性と野性味がいい。B級映画だが、捨てがたい味がある。シュワルツェネッガーの殺人マシンがとても怖い。ターミネーター2もいいが、この荒削りの感じがとても好きだ。
34
ターミネ―ター2
監督:ジェームズ・キャメロン
アーノルド・シュワルツェネッガー
リンダ・ハミルトン
エドワード・ファーロング
ロバート・パトリッ
☆☆☆☆ 1991年度アカデミー賞音響効果賞、録音賞、視覚効果賞、メイクアップ賞受賞
1992年度ヒューゴー賞最優秀映像作品賞受賞
1992年度BAFTAアワード特殊視覚効果業績賞受賞
1992年度サターン・アワード最優秀SF映画作品賞、監督賞。特殊効果賞。メイクアップ賞主演女優賞。若手俳優賞受賞
新記録達成!世界映画史上―no.1ヒット作!
あれから10年後の1994・ロスアンジェルス、戦士となったサラ。
1では悪役だった旧型Tー800型がサラの息子を守るために高性能殺人マシンTー1000と戦う。
はじめから終わりまでてに汗握る展開であきさせない。構成、SFX,ドラマ性どれをとってもかなりのレベルだ。最後は泣かせる。
33
ターミネ―ター3
監督:ジョナサン・モストゥ
アーノルド・シュワルツネッガー 、
クレア・デーンズ 、ニック スタール 、
クリスティーナ・ローケン
☆☆☆
自身の使命を果たし終えたジョンは、放浪生活を送っていた。すでに予告された「審判の日」は過ぎ、平和の日々が訪れると信じていたジョンの前に再び殺人マシンが現れる。未来のスカイネットは存在していたのだ。ジョンの命をそして未来にスカイネットに抵抗するジョンの友人達を狙い続けていたのだ。ジョンは、新たに設定された「審判の日」が刻々と迫る中、自分の未来を自分の手に取り戻すための戦いを繰り広げることになる。そしてそんな彼の前に再び現れた「T-800」。
SFXはすごい、しかしジョンコナーはもう1つ、監督が違うからか、かなり展開の仕方が違う。今回は人間対マシンというより、マシン対マシンの戦い。今回のT−1000は女性型ロボット。
ジョンコナーを主役にするより、彼の妻になる女性を主役にしたほうが、女対女の戦いで面白い展開になったかもしれない。それなりに面白かったが、点数は低いですね。
32
マトリックス
1999年
アンディー&ラリー・ウォシャウスキー監督
キアヌ・リーブズ
キャリー・アン・モス
ローレンス・フィッシュバーン
☆☆☆☆ コンピュータープログラマーでもあるが裏では凄腕のハッカーとして活躍していた青年・ネオは、現実としか思えない夢"に悩まされていた。謎の男モーフィアスと美女トリニティによって「真実」を知る。人間たちが"現実"だと思っている世界は、実はコンピュータによって支配されている"マトリックス"という仮想現実で、ネオこそがこの世を人類の手に取り戻すことのできる"救世主"だと・・・。果たして彼は「救世主」となるのか、そして戦いの行方は……。サイバーSFアクション。
鬼才・ウォシャウスキー兄弟による、仮想と現実を往き来する圧倒的な視覚効果とハイテンポな展開で、世界の度肝を抜いた
SFとしてはかなり高度な内容で面白い。
31
マトリックス
リローディド
2003年
アンディー&ラリー・ウォシャウスキー監督
キアヌ・リーブズ
キャリー・アン・モス、ローレンス・フィッシュバーン
☆☆ 人類最後の都市ザイオンがコンピュータ侵攻の危機に。人類の救世主ネオは、この戦争に終止符を打つため、再び仮想現実“マトリックス”の世界に向かい、鍵となる人物を探す。そんな彼の行く手に、宿敵エージェントが立ちはだかる。前回よりもCGのレベルがあがっている。しかしカンフーはどうもいただけない。完結編への橋渡しという感がある。
3を見てからのお楽しみだ。

30
ガタカ)
1997年
アンドリュウ・ニコル監督
ユマ・サーマン
イーサンホーク
ジュ−ド・ロウ
アラン・アーキン
☆☆☆☆ 遺伝子分析によって個人の体質が見分けられ、未来が決定されてしまうそう遠くない未来が舞台のSF映画。宇宙飛行士への夢を捨てきれない主人公は優秀な遺伝子を持った或る男になりすます。イーサンホークがいい。SFというより、ヒューマンの部に入れたい作品。人間の努力というものを否定される世界で彼はどう戦っていくのか。ジュ−ド・ロウが完璧な遺伝子をもつ元ヒーローに。お勧めです。
29
プレデター1

ジョン・マクティアナン
アーノルドシュワルツェネッガー
カール・ウェザーズ
ビル・デューク
☆☆☆ 南米のジャングルで行方を絶った要人を救出するためにコマンドー部隊が派遣される。その隊長・シェイファー(アーノルドシュワルツェネッガー)は仲間を引き連れジャングルを捜査するのだが、恐るべき戦闘能力を持った肉食エイリアンによって、部隊は壊滅する。最後に生き残った彼は見えない敵に戦いを挑む。(Cinema Spaceより引用)
こわい、迫力がある。シュワルツェネッガーが健闘。
28
プレデター2
1990年
監督:スティーブン・ホプキンス
ケビン・ピーター・ホールダニー・グローバー
ルーベン・プラディス
☆☆ 1991年度オーストラリアシネマトグラファー協会年間最優秀撮影者賞受賞(ピーター・レヴィ)
1991年度国際ファンタジー映画賞最優秀作品賞ノミネート(ステファン・ホプキンス)
狩猟解禁!獲物は人間!
音も立てず、姿も見せず、無敵のプレデター!奴が大都会へやって来る。実はやつはある星のサムライだった。(映画内容紹介より引用)
1では姿も見えず、目的もわからない、エイリアンだったが、2では人間くさい部分が随所に見られそれなりに面白くなっている。
27
トータルリコール
1989年
監督:ポール・ヴァーホーヴェン
アーノルド・シュワルツェネッガー
レイチェル・ティコティン
ロニー・コックス

☆☆☆ 1990年度 賞視覚効果賞受賞<BR>1991年度 アワード特殊視覚効果業績賞ノミネート<BR>1991年度サターン・アワード最優秀SF映画作品賞、衣装賞受賞
「ブレードランナー」の原作者でSF作家フィリップ・K・ディックの原作。西暦2070年。環境の激変と戦争によって荒廃した地球。その混沌の中、政府や国家は力を失い、それに代わって6つの巨大な共同企業体が世界を、そして火星を支配していた・・・。ある殺人事件を追っていたCPB(市民保護局)の刑事デビッドは捜査中に、人間に従順なはずのアンドロイドによって相棒を殺されてしまう。事件の背後には巨大企業「リコール社」の最新テクノロジーの不正使用が絡んでいた。リコール社の妨害に遭いながらも、新しい相棒イアンと共に、デビッドは「火星植民地」へと向う・・・。SFファン必見。
26
ロボコップ1・2・3
監督:ポール・ヴァーホーヴェン(氷の微笑)
ピーター・ウェラー
ナンシー・アレン
ダン・オハーリー
ロニー・コックス
カートウッド・スミス、ミゲル・ファーラー、ポール・マックレイン
 ☆☆☆

 ☆☆

 ☆☆
1988年度アカデミー賞音響効果賞受賞
1988年度アカデミー賞編集賞、作曲賞ノミネート
1988年度サターン・アワード最優秀SF映画作品賞、脚本賞特殊効果賞メイクアップ賞受賞
1989年度BAFTAアワード特殊視覚効果業績賞、メイクアップ賞ノミネート
1987年度スペイン・カタロニア国際映画祭最優秀監督賞受賞
1988年度エドガー・アラン・ポー賞最優秀映画賞ノミネート
やはりロボコップ1が一番おもしろい。
殉職した警官が人間の脳と合金のボディを持つサイボーグに生まれ変わり、悪と闘う姿を描いたSFアクション。2と3はCGは高度になっているが、内容的には今ひとつだ。
25
ロスト・イン・スペース
スティーブン・ホプキンス監督
ウィリアム・ハート、ゲイリー・オールドマン
☆☆☆
2058年。環境破壊が進み、地球は滅亡寸前となる。人類移住の計画を成功させるため、ロビンソン一家が宇宙へと旅立つが、反乱軍のスパイの策略で宇宙で迷子になってしまう…。ピンチの連続に息を飲み、家族の愛情に胸が熱くなるSFアドベンチャー。ちょっと間の抜けた悪役を演じたゲイリー・オールドマンの怪演も光る作品。
24
ダリル
1985年
サイモン・ウインサー監督
メリー・ベス・ハート
セフ・ソマー
バレット・オリバー
☆☆☆☆ 1986年度サターンアワード</A>最優秀若手俳優賞(バレット・オリヴァー)受賞
車の転落事故から助けられたダリルと名乗る10歳の少年には過去の記憶がなかった。身元が判明するまで、子供のない夫婦に預けられた少年は、通い始めた小学校で勉強やスポーツに驚異的な能力をみせるようになるが、ある日、実の親だという男女が現われ、彼を連れ去ってしまう…。不思議な少年をめぐるファンタジーSFサスペンス。この少年が実にいい。とても面白かったおすすめです。
23
A.I.
2001年
スティーブン・スピルバーグ 監督
原案:スタンリー・キューブリック
"愛する"という感情をインプットされた最初の少年型次世代ロボットとして誕生した少年デイビッドは、彼を開発した会社の従業員とその妻に病気で亡くした彼らの実の子供の代わりとして引き取られる。しかし冷凍保存されていた彼らの子供が生き返り、捨てられてしまう。崩壊後の地球に残された人工知能という。スタンリー・キューブリックの遺稿が、スティーブン・スピルバーグ監督によって映画化。つまらない。
22
ディープ・インパクト
監督:ミミ・レダー
ロバート・デュバル ティア・レオーニ 、
イライジャ・ウッド 、
モーガン・フリーマン 、
バネッサ・レッドグレーブ
☆☆ 巨大彗星の地球激突が判明。米政府は地下都市を建設する一方、宇宙飛行士チームによる彗星爆破を行うが失敗。二つに割れた彗星が地球に迫り、絶対絶命の危機に直面する。シェルターに入れるのは抽選で当たった人間のみ。

21
アルマゲドン
監督:マイケル・ベイ
ブルース・ウィリス 、リブ・タイラー 、ベン・アフレック 、ピーター・ストーメア
ウィル・パットン
☆☆ 突然降り注いだ無数の隕石によって壊滅状態のニューヨーク。巨大な小惑星が、猛烈なスピードで地球に接近し、衝突すれば地球は滅亡する。猶予はわずか18日間。人類の出した結論は小惑星の地表を堀り核爆弾を挿入その爆発で軌道を変えることだった。そのため、急遽召集された石油発掘の精鋭8人と、シャトル操縦士6人が、人類の明日を託され宇宙へ旅立つことになる。父と娘、娘の恋人に娘を託す父の気持ちを横軸にSFXを駆使した映像。最後の場面で、人間関係が邪魔をして迫力半減。処理の仕方のマイナスで、☆三つ
S
未知との遭遇
監督:スティーブン・スピルバーグ
リチャード・ドレイファス フランソワ・トリュフォー テリー・ガー 、
メリンダ・ディロン
☆☆☆ これはSFスペクタクルであると同時に「未知なるものを期待する心」を描いた、ひとつの寓話なのではないだろうか。この世には人智を超えた何かがある、と感じるようになった原点のような映画。今見れば、どうということもないのかもしれないが、当時はかなり感動した。SF映画史を語る上で避けては通れない作品。
R
スペース・サタン
1980年
スタンリードーネン監督
カーク・ダクラス
ファラ・フォーセット
ハーベイ・カイテル
☆☆
太陽系第6惑星、土星の第3衛星“サターン3"の宇宙基地を舞台に、超性能メカニズムから発する新しい意志の完全なる支配の力と科学者との凄絶な闘いを描く。監督は「ブルックリン物語」のスタンリー・ドーネン。ジョン・バリーの原案を基にマーティン・エイミスが脚色。「ピアノレッスン」や「スモーク」のハーベイカイテルの若い頃が見られる。カークダグラスもまだこの頃はアクションも何とか。
まあまあ面白かった。
Q
スペースバンパイア
1985年
監督トビー・フーパー
ピーター・ファース スティーヴ・レイルズバック
フランク・フィンレイ マチルダ・メイ
☆☆☆ トビー・フーパー作品の中では異色のSF大作。SFXの見事さもさることながらストーリーの流れ&構成もよく、見終わった後、結構充実感がある。ラスト・シーンで大宇宙の彼方に去ってゆくエイリアンの宇宙船が画面を横切っていくシーンはなんだかとてもいい。だが何といってもヘンリ・マンシーニのテーマ音楽が最高の出来。いまだに、TV番組の特集物のバックに多用されている。
「悪魔のいけにえ」もトビーフーバー。そういう怖さもいい。全裸で歩くバンパイアの美しさは圧巻。
予想外の面白さでした。
P
ブレイド
1
ブレイド2はごみです。
1998年
監督:スティーブン・ノリントン
ウェズリー・スナイプス スティーヴン・ドーフ
クリス・クリストファーソン 、
ブレイド1
☆☆☆

ブレイド2
0
世界征服を企むヴァンパイア一族とそれを阻止する「ヴァンパイアハンター」との戦いを描いたアクションホラー。ヴァンパイアとの混血である”ブレイド”が自らを戦闘マシーンと化し、人類のために己の運命に立ち向かう。スピード感溢れる映像。バンパイアの新解釈が面白い。SFXもなかなかのものだ。ウェズリースナイプスの鍛え上げた肉体と、息もつかせぬアクションの連続。スカッとしたいときに見るとかなりの満足感。
O
バトルフィールド・アース
2000年
監督:ロジャー・クリスチャン
ジョン・トラボルタ 、バリー・ペッパー 、フォレスト・ウィテカー 、キム・コーツ 、リチャード・タイソン エンジェルマン

西暦3000年。地球に侵入した異星人サイクロ人は地球文明を9分間で壊滅。絶滅寸前の人類は山奥に隠れ住むか、異星人の奴隷になるしかなかった。サイクロ人リーダー、タールは地球の資源と人類を利用し全宇宙を掌握しようと企んでいた。だがそれにはサイクロ語を解し、豊富な知識を持つ忠実な人間が必要だ。タールはその人物として、サイクロ人移住空間ゾーンに捕えられた勇敢な青年、ジョニーを選び出す。
ストーリーはたわいない。見どころはジョントラボルタの怪演。ジョン・トラボルタは長年この企画を温め、製作も担当。何でこんな映画を、と思うがそこが笑えます。C級SF。もしトラボルタが好きなら、
「パルプフィクション」「ソードフィッシュ」など、味のあるトラボルタ。結構好きな俳優です。
N
イベント・ホライゾン
1997年
監督:ポール・W・S・アンダーソン
ローレンス・フィッシュバーン 、
サム・ニール 、
☆☆☆ 7年間も行方不明だった宇宙探査船"イベント・ホライゾン"から突然SOSが届いた。救助隊9人が現地に飛ぶが、船内は無人。やがて救助隊員が次々と謎の死を遂げる…。宇宙船という閉ざされた密室の中で究極の恐怖に襲われる隊員達を待っているものは。ダークな映像と効果音が印象的なSFサスペンス。
B級SFでありながら、最近のSFスペクタクルにも劣らない面白さがある。ホラーのよさもたっぷり。私はホラーはあまり見ないけれども、これはかなりレベルの高いホラーだと思う。あまり書くとネタばれになるので
このへんで。お勧めです。

M
フィフス・エレメント
1997年
監督:リュック・ベッソン
ブルース・ウィリス ゲイリー・オールドマン ミラ・ジョヴォヴィッチ 、イアン・ホルム
クリス・タッカー
☆☆ 23世紀のNY。タクシー運転手のコーベンは謎の少女リールーと出会う。彼女こそが未知の生命体から地球を救うカギとなる“フィフス・エレメント”だった。火、水、土、風そして5番目の要素とはなにか。地球を救うヒーローもの。たわいのないストーリー。特にどうということもない。ブルースウィリスも並。ミラ・ジョボヴィッチも普通。クリスタッカーが光る。彼を見るためなら見てもいいかも。SFXは面白い。ゲイリーオールドマンは相変わらずおかしい。
暇つぶしにはなる程度の面白さ。
L
ノイズ
1999年
監督:ランド・ラビッチ
ジョニー・デップ 、シャーリズ・セロン、ニック・カサベテス、ジョー・モートン
☆☆ NASAの宇宙飛行士 スペンサーは、宇宙空間での船外作業中に「あれは何だ?」の声を最後に地球との交信を断つ。約2分間の空白後、交信は再開され彼も無事地球へ帰還した。だがスペンサーは空白の時間について何も語らず、不可解な行動を取るようになる。彼の妻 ジリアンだけがその夫に違和感を感じるが、周りには取り合ってもらえない。やがて彼女が双子を妊娠してから、夫への違和感は次第に恐怖感へと変わる。ストーリーは陳腐。ジョニー・デップも異星人になってはあの良さは出てこない。シャーリーズセロンの肢体の美しさが際立つ。ただそれだけ。

K
コンタクト
1997年
監督:ロバート・ゼメキス
ジョディ・フォスター マシュー・マコノヒー ジョン・ハート 、
ジェームズ・ウッズ
アンジェラ・バセット デビッド・モース
☆☆ 父親の導きによって、科学に触れ、「この広い宇宙にはきっと誰かがいる」と天文学者になったエリー。
宇宙とのコンタクトを求めて仕事を続けているある日、宇宙からの声が届く。そこには時空間移動のポットの設計図が。科学を突き詰めていくと哲学、あるいは宗教に限りなく近づいていくのか。その辺の意図はわかるが、後半少しそちらのほうに傾きすぎた。空白の18時間がどう説明できるか、そういう疑問を残して終わった。ジョディーフォスターはいい。SFとしては「2001年宇宙の旅」のほうが、もし哲学性を言うなら上だったようにおもう。でもそういう映画をはじめて見る人にはいいかも。
J
サイン
2002年
監督:M.ナイト・シャマラン
メル・ギブソン 、
ホアキン・フェニックス ロリー・カルキン
アビゲイル・ブレスリン
「世界の終わりが訪れた時、家族はどうなるのだろう?」という:M.ナイト・シャマランのアイデアから生まれた脚本を、世界各地に実在するミステリーサークルにまつわる超常現象から監督なりの解釈でかたったそうだ。しかしお手軽な作り方だ。宇宙人のお粗末なこと。あんなに簡単に殺せる宇宙人が地球を滅亡させるなんて。
家族というものを考えるきっかけになればということなんだろうが、妻を事故で失った牧師が神に対する怒りから,牧師を廃業する。そして、宇宙人のメッセージによって神への信頼を回復する。
そういうところがアメリカではヒットした理由だろうか。
I
ミッション・トゥ・マーズ
2000年
監督:ブライアン・デ・パルマ
ゲイリー・シニーズ
ティム・ロビンス 、
ドン・チードル
2020年、人類は遂に史上初の有人による火星探査を実現。4人の乗組員を乗せたマーズ1号は6ヶ月かけて火星に到着し、探査を続けていた。だが5ヶ月後に火星で異変が発生!!乗組員3人が死亡してしまう。唯一の生存者ロークから謎の交信を受けたNASAは、早速マーズ2号での救助ミッションを開始。ティムロビンスに惹かれて借りました。火星の人面岩がポイントになっているが、あのラストに持っていくには間延びしているし、ラストが教訓的。子供が見ればそれなりにかな。手塚治的宇宙観かも。お勧めではありません。
H
レッド・プラネット
監督:アントニー・ホフマン
バル・キルマー 、
キャリー=アン・モス 、トム・サイズモア 、
ベンジャミン・ブラッド
加速度的に進む環境破壊によって、人類絶滅の危機にさらされた地球。人類が生き延びるには太陽系のなかでも最も地球に近い環境を持つ星"火星"に移住するしかなかった。人類の存続をかけ、6人のクルーを乗せて火星へ旅立つ宇宙船。なんとか宇宙船は火星へたどり着き、そして奇妙な現象に遭遇する。
ミッション・トゥ・マーズとスターシップ・トゥルーパーを足して割ったような画像だが、なんだか虫との戦いにここが火星である必然性がないような。SFXはなかなかよかったが、それだけ。
G
デューン/砂の惑星
1984年
監督デイヴィッド・リンチ
原作者:フランク・ハーバート
カイル・マクラクラン
フランチェスカ・アニス ホセ・フェラー 、
ショーン・ヤング
☆☆☆
西暦10091年、惑星カラダンを支配するアトレイデス一族の王位継承戦争、その中で成長して行く王位継承者の王子の活躍を描く。フランク・ハーバート原作の大ベストセラーSFを映画化。初のメジャー超大作だったリンチ監督は、砂に覆われた惑星、巨大な昆虫生物サンドワームなど、独特の世界観を見事に映像化した。カイル・マクラクランがいい。ストーリーは古典的だが雰囲気がよく出ていて、映像もいい。
楽しく見られる作品。私は好きです。のんびり見てください。
F
ダーク・シティ
(古典的SF)
1998年
アレック・ブロヤス監督
ウィリアム・ハート ルーファス・シーウェル
☆☆☆ B級ですが、SF好きの人なら、間違いなくはまります。1930年代の味のある映像たまりません。これぞまさしく、SFの真骨頂。サスペンスから急激なSF的展開。SFのさほど興味のない人は暗い雰囲気にはなじめないかも。私はとても好きです。
E
13F
(近未来)
1999年
ジョセフ・ラスナック監督
クレイグ・ビア−コ 、グレッチェン・モル
☆☆☆☆ パラレルワールドが1937年の時空に存在し、自分はそこで生きている・・・。ローランド・エメリッヒが製作する怪異なS。!ヴァーチャルリアリティを駆使したコンピュータ内仮想世界の映像に注目。面白い。意外な展開。SFとしてかなりよくできている。1930年代の映像がいい。美術は秀逸。
グレッチェンモルが種類の違う女を演じているがうまい。
お勧めです。
D
スペース・カウボーイ
監督:クリント・イーストウッド
クリント・イーストウッド トミー・リー・ジョーンズ ドナルド・サザーランド ジェームス・ガーナー 、
☆☆ 優れた能力と情熱を持ちながらも、伝説になり損ねた老宇宙飛行士たち。約40年の時を経て、人類のため、そして自らの誇りのため、かつて挫折した夢に命懸けで挑む。あまり期待せずに見ればがんばるおじいちゃん達を見ると元気になります。でもあの年で、皆さん色っぽいのはご立派。気楽に楽しむ映画ですね。
C
マッドマックス1
1979年
監督:ジョージ・ミラー
メル・ギブソン 、
ジョアンヌ サミュエル スティーブ・ビスレー 、ヒュー キース バーン 、ティム バーンズ
☆☆☆☆
低予算のB級映画。1970年代にオーストラリアで作られた映画だが、今でも古さを感じさせない。
近未来、暴走バイク集団に妻子を殺された警官が復讐を実行する。バイクファンには結構面白い場面があったそうだが、そうでなくてもメルギブソンがよかった。彼の映画の中では「ブレーブハート」の次に好きな映画です。マッドマックス2,3は私はあまり好きではありません。
B
X−メン
監督:ブライアン・シンガー
ヒュー・ジャックマン 、パトリック・スチュワート イアン・マッケラン 、ファムケ・ヤンセン ハル・ベリー 、アンナ・パキン
☆☆ 1963年の創刊以来、高い人気を集めるアメリカのコミックの映画化。監督は「ユージュアル・サスペクツ」のブライアン・シンガー。遺伝子の特別変異で特殊なパワーを持ったがゆえに、社会から疎外されるミュータント。彼らは人類との共存の道を求め、“X-メン”を組織し人類を守っていた。一方かつては仲間だったマグニートーは対立する勢力となり、過激なミュータント・テロ組織“ブラザーフッド”のリーダーとして世界支配を狙っていた。ロードオブザリングのイアンマッケランが、悪玉になって出ている。Xmen2のほうが面白いらしいが、これもコミックだと思えば借りて損はないと思う。スパイダーマンのレベルでしょうね。
A
エンド・オブ・デイズ
監督:ピーター・ハイアムズ
アーノルド・シュワルツネッガー 、ガブリエル・バーン、ロビン・タニー 、ケヴィン・ポラック
☆☆ 2000年ミレニアムに封切り。
人類の運命を左右する女の子が誕生、その子をサタンの魔の手から守るようローマ教皇は修道士アキナスに命じる。それから20年後、1999年12月のNY。ある「影」が1人の銀行員の背後に襲い掛かる。その影こそ、闇の支配者サタンだった…。これはお金がかかっている割にB級の印象でしたね。
まあシュワちゃんがよかったから。時間があって、ビデオ半額レンタルの日にでも借りてみれば損はした気がしないと思います。
@シックス・デイ 監督:ロジャー・スポッティスウッド
アーノルド・シュワルツネッガー 、トニー・ゴールドウィン、ロバート・デュバル
☆☆ 近未来、ある日突然、自分のクローンに家族を奪われてしまった男の運命は。
これも上のと同じようなもの。