ソレント三日目

今日はアマルフィとラヴェッロに行く



昨晩ホテルで英国人の夫と両親と来ている日本人の女性が
ホテルから申し込んだアマルフィからラヴェッロを回るツアーがよかった
と教えてくれたので早速ホテルに予約を頼んだ。

昨日のカプリ島のツアーが割合によかったし、
アマルフィまでバスで行けてもラヴェッロまでは個人で行くよりツアーで行ったほうが面倒がないだろうという結論

40ユーロなら高くない。


朝7時50分にホテルのそばのツアーバスに乗る。
バスはほかのホテルから客を積みながら移動してくる。







アマルフィまで約2時間、途中ポジターノを通って行く。




天気は快晴
雨知らず



狭い道を崖すれすれにバスが走る。
高所恐怖症の私はとてものんびり外を見られない。
よしこさんと席を替わってもらう。




ポジターノを通り過ぎる。
ここは別の日にゆっくり散策する予定。



    

とても素敵な街だ。



海と山に沿って立ち並ぶ家々のコントラストが美しい。





   

途中でトイレ休憩

かわいいレモンの花瓶




陶器のお店

アマルフィに到着





ここで船に乗り海上からアマルフィを眺める。
アマルフィは世界文化遺産に登録されているアマルフィ海岸の中心都市で、観光の拠点。
起源はローマ時代に遡り中世に強盛を誇った海洋国家です。





アマルフィの最盛期は11世紀で、一時はピサ、ヴェネツィア、ジェノヴァと地中海の覇権を争ったが、
その後急速に衰退したそうだ。







左手にドゥオーモと山の中腹に修道院が見える



有名人の別荘がたくさんあるそうだ。







中世の石造建築が残っている




巨大な洞、その上に修道院



















崖に貼りつくように家が立ち並ぶ




写真より実際はもっと鮮やか。



山頂に修道院が見える







これは海に張り出したホテル

この先で船首を返して港へ戻る










約一時間のクルーズを終えてアマルフィの町の入り口に立つドゥオーモへ。

海からの景色はすばらしかったわ。




アラブ・シチリア様式の大聖堂

イスラーム風のドゥオーモの飾りが美しい

11世紀のころ

漁師の守り神である聖人アンドレアを奉るため建設された。
教会の地下にはアンドレアの頭蓋骨が納められている。



タイルが鮮やか



まさにイスラム風ですね。






ドゥオーモでは結婚式が行われていました。






ドゥオーモの中




ドゥオーモの横に博物館への入り口がある。3ユーロ

10〜11世紀の彫刻などがおいてある。



サンタンドレアの地下聖堂、ここの天井画は色合いが優しくて秀逸




イスラム風の天国の回廊

元は有力者の墓だったそうだ。


    


ドゥオーモの下にも店がある。


   


土産物屋とタイル装飾


    




    

細い道が縦横に続いている

    


外敵の侵入を妨げる為もあって階段で出来た路地が複雑に入り組んでいる。




船に乗ったのであまり散策する時間がない。

ちょうど土曜日だったから人が多くて、街歩きでなく海から眺められたのはよかった。


ツアーの出発の時間だ。

ラヴェッロに向かう。






ピンカーブの道を揺られて、スカラという町で昼食







こんなレストラン




きのこのパスタ。
ツアーで連れて行かれる食堂の料理ってほんとにどうってことないわ。

なんだか太いうどんを食べているような感じ。
味は悪くないけど。

昼食は別料金なのにツアーが提携しているここで食べなければならない。


   

テーブルについているワイン

ここ特産のワインらしい。まあまあおいしい。

同じテーブルに座ったイギリス人のカップル。
食事前に奥さんがウェットティッシュをくれる。

イギリスのコベントリーから来たそうだ。

かわいらしい奥さん。ご主人も感じがいい。

楽しく食事できた。


byYoshiko


ようやくラヴェッロに到着


byYoshiko



下に見えるのは近代美術館




入り口広場にはなにやら人の彫刻が


byYoshiko


泰山木の実、珍しい




ラヴェッロの町に入る



ここにも猫が



装飾品のお店




陶器の店がずいぶん多い。
南イタリアらしい柄




ラヴェッロは標高約350Mの小高い丘の上に建つ。

ラベッロの魅力は上から見るアマルフィ海岸の景観



大聖堂



聖堂前の広場

ラヴェッロには2つの庭園がある。
ひとつはこのルッフォーロ荘、もうひとつはチンブローネ荘


今回、時間がなかったのでルッフォーロ荘へ。

断崖に位置するルッフォーロ荘はワーグナーが『パルシファル』の第二幕を作曲したことで知られているそうだ。
一年中花の耐えないテラスからはサレルノ湾のパノラマが広がり、眼下には丸い2つの屋根をもつ教会が見えている。
毎年夏には音楽祭がこのテラスで開かれる音楽の中枢基地だそうだ。
敷地内には1270年に建築された 塔、入場門、中庭、博物館など建築物が咲き誇る花とマッチして大変美しい。





聖堂前広場をちょっと入るとルッフォーロ荘。



天国の回廊より素敵



つたの絡まり具合がなんともいえませんね。



日日草が満開



きれいなお庭です。



海と山の風景はどこを見てもいい。




ここでも展覧会をやっていた。



石造りの建物が素敵



会場のあちこちに彫刻がおいてある。




小鳥と男性






























夏の演奏会









2つの屋根を持つ教会がいいアクセントになっています。










ラヴェッロの家々




どこもとてもきれいに整備されています。




このトンネルを通って帰りは内陸の道を通ります。



ヤギの群れ




いいツアーでしたね。

写真を見ながら思い返すといろいろなことがよみがえってきます。



私の写真のSDカードが満杯になってしまったので、ここからはよしこさんの写真をお借りします。



5時前にホテルに帰って一休みしてから、よしこさんがネットで調べたミシュラン☆☆ふたつのジントーニオに繰り出す。

タッソ広場のそばにあるというこのZ'intonio、入り口がなかなかわかりづらい。

何度も前を通りながら、近くの人に聞いてやっと見つける。入り口がレストランに見えないのだ。





ここがそうだ。


   

ご機嫌さんの二人



中はなかなか凝ったつくりになっている。


   

壁には海を描いたタイル

    

魚介類のリゾット、デルフィーノと較べてみる。こちらもとってもおいしい。

トマトのサラダ。おいしい




蒸し野菜、これはいまひとつ、でも野菜補給には手ごろ。

ほうれん草がやわらかすぎるというかあまりおいしくないのね。



インド系のウェイター



レストランの内部の装飾もミシュランの星の中には入っているんでしょうね。
お値段はそんなに高くなくて、かなりよかったわ。

結局最後の夜もここでいただきました。


ホテルに帰ってからSDカードを買いに近くのカメラ屋に行く途中

公園に続々と大きなバイクに乗ったタットゥー入りのムキムキ男たちが集まってきます。
かなりの数の大型バイクと男たち

よしこさんの息子さんがバイクに乗っているからとっても興味がありそうでしたけど、
私はちょっと怖かったので、パス。

あとでネットで見ると
ハーレーダビッドソン主催のずいぶん大規模なバイクのフェスタだったようです。

でももし何か間違いに巻き込まれたら困るしね。
私はかなり用心深いタイプだと思ったわ。